〜函館市交通局・3000形〜

3000形

3003号車
2000/07/26、駒場車庫前にて

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 1993年に函館市電のイメージアップを目的に導入された、VVVFインバータ制御の新製車です。 函館市電では唯一の冷房車となっています。当初2両が導入されましたが、その後増備され現在 では4両の在籍となっています。当初はマリンブルーを基調とした専用の塗色がほどこされ、 「マリンブルー号」という愛称が付いていましたが、現在では全車両が広告塗装に変更されて います。
 製造はアルナ工機で、VVVF装置のメーカは東洋電機で前期型の音がします。また回生ブレーキ を使用しています。集電装置にはシングルアームパンタを採用するなど、いくつか新機軸が採用 されています。

走行音[hkd3000a.ra/115KB]
収録区間:千歳町→昭和橋
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO初期型)
※音は東洋電機GTOの初期のものです。他の地区でも割と良く聞くことのできるタイプ ですので、特にものめずらしさはありません。また2000形も同じ音がすると思われます。
コンプレッサーの音がうるさかったのですが、割と良く収録できた方です。
函館市電の特徴は、整理券がバーコード付きであるということでしょう。降車時の支払いのと きに整理券を入れると機械が自動的に読み取って、プリペイドカードの場合はその情報を元に 運賃を引き落とすしくみなっているところです。

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★このページの参考資料:
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1991年11月号、1997年10月号
 交友社「鉄道ファン」1995年8月号、1998年8月号
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
 小学館「全線全駅鉄道の旅11・東日本の私鉄」

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1998年12月13日 最終更新:2009年1月25日
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