〜広島電鉄・3900形〜

3900形

3900形3905BCA
1999/02/28、広島駅前にて

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 3900形は3800形の後継車といった位置づけで1991年に登場した宮島線直通用の3車体連接の 車両です。基本的な仕様は3800形を踏襲しているものの、細かいところで多くの変更点が見られます 。角形ヘッドライトの採用などで、どっしりと安定した感じになっています。
 制御方式はVVVFインバータ制御ですが、電動機出力を60KWから85KWに向上させたことにより、 3800形の1C4Mから1C2Mに変更になっています。そのためVVVF装置はA車とB車にそれぞれ1基ずつの 搭載となっています。
 室内は3800形と同様ですが、座席のモケットが3800形の暖色系からグリーン系に変更されています。 現在までに8編成が製造され、宮島線直通車の主力として活躍しています。また3800形と同様に 車体側面には「ぐりーんらいなー」の愛称名が書かれています。

3900形車内
3900形の車内です。オールロングシートでモケット色はグリーン系です。
3902B、広電宮島にて(1999/02/28)

走行音(その1)[hrd3900a.ra/164KB]
収録区間:広電廿日市→平良
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・1C2M制御)
※電動機出力が3800形の60KWから85KWへと向上されましたが、音的にはほとんど 変わりないようです。東洋電機の前期型の音です。
走行音(その2)[hrd3900b.ra/78KB]
収録区間:紙屋町→紙屋町
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※多くの系統が集まる紙屋町は、交差点を挟んで同じ名前の電停があります。乗り換えなどの 便を図るためですが、この時のテープ放送は「次は、続いて、紙屋町…」となります。2度に渡って クロスするため、その激しいジョイント音がお分かりになると思います。

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★このページの参考資料:
  交友社「鉄道ファン」1991年9月号
  鉄道ジャーナル社「鉄道ジャーナル」1993年2月号
  ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年5月27日 最終更新:2009年1月25日
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