〜JR東日本・103系〜

103系

103系・横ナハ17編成
2001/01/28、尻手にて

JR東日本一覧へ戻る


 101系は変電所容量の関係からオールMでの運用ができずその高加減速性能を発揮することができなかったため、 山手線のような駅間が短い区間には不向きでした。そこでMT比1:1が可能で、かつ減速度を上げることにより 駅間の短い区間でも経済的に使用できる通勤車両として登場したのが103系です。登場は1963(昭和38)年です。
 主電動機はMT55型で、歯車比を6.07と大きくとっています。103系は首都圏や関西圏のほとんどの電化通勤 路線に配置され、総数3400両以上が製造された形式として広く知られているのは言うまでもありません。205系・209系・ E231系の投入により山手線・京浜東北線から完全撤退し、さらに中央・総武緩行線からも103系の姿が消えようと していますが、今もなお北は仙石線から西は筑肥線まで、多くが活躍しています。

103系1000番代
常磐線の103系1000番代です。かつては地下鉄千代田線に乗り入れしていましたが、現在は地上線で 引き続き活躍中です。
東マト17編成、南柏にて。(1999/12/22)

103系仙石線
仙石線の103系は前面窓が改造され、塗色変更されているのが大きな特徴です。
仙ミノRM-145編成、多賀城にて。(2000/07/23)

走行音(前期型モーター・低音)[103-m1021.ra/1027KB]
収録区間:常磐線 松戸→北千住(2000.11.18)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(CS20系)
主電動機:110kW(MT55型・歯車比91:15=6.07)
※首都圏では南武線・常磐快速線・武蔵野線・京葉線・川越線・青梅線・鶴見線などで103系が 活躍中ですが、その中でも常盤快速線の103系は駅間が長いことから最も高速走行が楽しめる路線として オススメします。103系には低音と高音の2タイプに大きく分かれますが、両方とも常磐快速線の 収録データでいきたいと思います。
走行音(後期型モーター・高音)[103-m712.ra/1024KB]
収録区間:常磐線 松戸→柏(1998.11.20)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(CS20系)
主電動機:110kW(MT55A型・歯車比91:15=6.07)
※こちらは高音タイプの走行音です。低音よりも高音のほうが乗っていて疲れますね(笑)。 M車では友人と喋るのも大変なくらいです。
走行音(仙石線)[103s-a.ra/204KB]
収録区間:仙石線 陸前原ノ町→宮城野原(2000.07.23)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※103系の営業路線では最も北に位置する仙石線での収録です。仙石線には比較的初期の車両が 集結しており、さらにクモハも配置されているため趣味的にはなかなか面白い路線だと思います。 この路線の103系には半自動ドア改造が施されているため、乗降の際にはボタンを押して開閉させる のですが、開閉の前にブザーが入るのが最大の特徴です。走行音そのものは普通の103系です(^^;

JR東日本一覧へ戻る


★このページの参考資料:
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」
 ジェー・アール・アール「JR電車編成表」
[ 最新情報 ]  [ JR各社 ]  [関東大手公営]  [関西大手公営]  [中国四国地方]
[ 更新情報 ]  [北海道・東北]  [中部北陸地方]  [関西ローカル]  [九州沖縄地方]
[最初にどうぞ]  [関東ローカル]  [車内チャイム]  [特集コーナー]

音鉄館INDEXへ戻る
総合インデックスへ戻る

(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年3月4日 最終更新:2009年1月25日
このページに掲載されている画像・音データの無断転載を禁じます。