〜JR東日本・E231系通勤型〜

E231系通勤型

E231系通勤型・ラシ112編成
2000/09/09、平井にて

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 E231系は209系とE217系を融合して発展させた形式と位置付けられ、通勤型・近郊型のどちらにも 使用できる性能を持った形式です。試作車となる209系950番代(現在はE231系900番代)が1998(平成10)年 10月に新造されて各種試験が行なわれてきました。そして中央・総武緩行線に投入される通勤型の 量産車が登場したのは2000(平成12)年2月のことで、2000年3月13日から営業運転を開始しています。
 この形式の特徴として、まず最大幅2950mmの幅広車体であること、列車情報管理装置(TIMS)を 装備していることが挙げられます。また通勤型には4号車に6扉車が連結されているのも特徴です。
 制御装置は三菱製の3レベルインバータ(IPM)が採用されました。主電動機はMT73型(95kW)です。
 現在、通勤型は中央・総武緩行線に集中的に投入されており、2000年度末には習志野区の103系を すべて置きかえることになっています。

E231系通勤型制御装置
E231系通勤型の制御装置は三菱製3レベルインバータです。1C4M2群制御となっています。
モハE231-3、品川にて。(2000/02/08)

E231系通勤型車内
E231系通勤型の車内です。オールロングシートですが、幅広車体のため通路が広いです。
モハE231-4にて。(2000/03/13)

走行音[e231-0a.ra/267KB]
収録区間:総武緩行線 津田沼→東船橋(2000.03.13)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIPM・1C4M2群制御、SC60A型)
主電動機:95kW(MT73形、歯車比7.07)
※通勤型量産車の走行音は、E231系900番代の三菱の音とあまり変わりはありません。何となく モータの爆音が大きくなったようにも思えなくないですが…

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★このページの参考資料:
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」
 ジェー・アール・アール「JR電車編成表」
 交友社「鉄道ファン」2000年4月号・6月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年1月15日 最終更新:2009年1月25日
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