〜JR九州・キハ58系〜

キハ58系

キハ58系・キハ58-154(左)/キハ58-5006(右)
1999/03/07、諫早にて

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 キハ58系は急行用気動車として開発されたグループで、駆動用エンジンを2基搭載したキハ58形、1基のみの キハ28・キロ28形を基本とし、北海道向けのキハ56・キハ27・キロ26、信越線向けのキハ57・キロ27があり、 派生番代も比較的多くなっています。1961(昭和36)年から1969(昭和44)年までの間に1818両が製造され、 非電化路線の主役として運用されています。
 駆動エンジンは横型のDMH17H(180PS)で変速機はTC2AまたはDG115Aです。冷房化が行なわれた際に給電装置を 1エンジンで床下に余裕のあるキハ28形に搭載しているため、キハ58形はキハ28形もしくは後に開発された キハ65形とペアを組むようになっています。
 JR九州のキハ58系は非電化路線のほとんどに配置されており、比較的どこでも見られる形式です。 鹿児島や大分地区を中心に近郊化改造されている車両があり、固定クロスシートからセミクロスシートに 改造されています。また長崎地区の車両は「シーサイドライナー」色に塗られているなど、JR九州標準色の ほかに数種類の塗装パターンがあります。

キハ28+キハ58
指宿枕崎線で撮影したキハ28+キハ58です。JR九州標準色です。
キハ28-2195+キハ58-522、指宿にて。(1999/03/02)

キハ58形走行音[k58a.ra/538KB]
収録区間:大村線 川棚→小串郷(1999.03.07)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
駆動機関:DMH17H(180PS)×2
変速機:TC2AまたはDG115A(直結1段式)
※大村線で収録した「シーサイドライナー」色のキハ58形です。大村線は海沿いを走るため とても景色が良いです。一度乗ってみる価値はありますね。
キハ28形走行音[k28a.ra/317KB]
収録区間:指宿枕崎線 慈眼寺→谷山(1999.03.03)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
駆動機関:DMH17H(180PS)×1
変速機:TC2AまたはDG115A(直結1段式)
※指宿枕崎線内で収録したキハ28形走行音です。ここのキハ58・キハ28は客室近郊化改造を 受けており、車内はセミクロスシートになっています。

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1998年11月号
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年1月19日 最終更新:2009年1月25日
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