〜鹿児島市交通局・2110形〜

2110形

2110形2112
1999/03/02、郡元にて

※前ページの写真は、2110形2111、郡元にて
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 2110形は2100形の増備車として1991年に3両が登場しました。車体は2100形と同じく JR九州鹿児島車両所の製造ですが、出入り口が引き戸から折り戸に変化したほか、 車体前面に傾斜がついたため、印象がかなり異なったものになっています。また運転台は 2100形とは異なり縦形2ハンドル方式で、位置も右側に寄せられています。
 また足回りも大きく変わり、制御方式がVVVFインバータ制御になっています。装置は 東洋電機製GTO素子使用で、60KWの電動機2個を制御しています。音は基本的に他の 路面電車に使われている東洋GTOのものと同じですが、非同期の音がとても大きいのが 特徴です。
 2111には「ナポリ」、2112には「パース」、2113には「長沙」と鹿児島市の姉妹・ 友好都市の愛称名が付けられています。

2110形車内
2111の車内です。オールロングシートとなっています。
鹿児島駅前にて。(1999/03/02)

走行音[kgs2110a.ra/116KB]
収録区間:いづろ通り→天文館通り
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋GTO・1C2M制御)
※2110形のVVVF装置は東洋GTOの路面電車に多く使われているタイプですが、 とても非同期の音が大きいのが特徴です。なお、乗車した時はテープによる案内は されていませんでした。

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★このページの参考資料:
  交友社「鉄道ファン」1998年11月号
  ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年5月25日 最終更新:2009年1月25日
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