〜高松琴平電気鉄道・1000形〜

1000形

1000形120
1999/07/30、長尾にて

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 1000形は琴平線の前身、琴平電鉄の開業用として大正15(1926)年に汽車会社で5両が新造された 琴電オリジナル車両です。現在の姿は昭和42(1967)年やそれ以後に行なわれた更新改造の後の 姿で、戸袋窓がHゴム化されたり客ドアが取り替えられたり前面が貫通化されたりといった改造を 受けていますが、原形は比較的よくとどめていると言われます。昭和51(1976)年に2両が事故廃車 されたほかは3両とも元気に走ってきましたが、長尾線・志度線への600・700形導入に伴って 130が平成10(1998)年11月20日付で廃車となったほか、トップナンバーである100が平成11(1999)年 6月27日のさよなら運転を最後に運用から離脱し、7月15日には解体されています。なお、 1000形は昭和63(1988)年に鉄道友の会から「エバーグリーン賞」を受賞しています。

120車内
1000形の車内です。
120、長尾にて。(1999/07/30)

走行音[tkr1000b.ra/209KB]
収録区間:長尾線 長尾→公文明
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※最後に残った120での収録です。あまりスピードを出さない運転士さんに当たってしまっ たようで、フルノッチで加速はしていない雰囲気です。そのため流しているような格好で 次の駅に到着してしまいます。

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★このページの参考資料:
  交友社「鉄道ファン」1997年8月号、1998年11月号、1999年9月号
  ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年9月19日 最終更新:2009年1月25日
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