〜西日本鉄道・600形〜
(宮地岳線用)

600形

600形・606+656
2001/09/04、宮地岳線津屋崎にて

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 宮地岳線の600形は、大牟田線への8000形導入を期に宮地岳線車両の近代化を目的として転籍された もので、1990(平成2)年から1991(平成3)年にかけて合計11両が転籍しています。しかし、大牟田線は 軌間1435mmの標準軌、宮地岳線は軌間1067mmの狭軌とゲージが異なるため、転籍にあたっては台車と 主電動機の交換が行なわれています。当初は120形(現在消滅)が使っていたTS-301台車・SE-518主電動機 (ともに東急5000系のもの)を使用していましたが、保守に費用がかかるようになってきたために取替えを 行ない、台車は西武701系のFS-342台車へ振り替え、主電動機は1C4M用の手ごろなものが見つからなかった ために新製して120kWのTDK-8066主電動機に振り替えられています。主電動機取替えによって容量に余裕 ができたとのことで、弱め界磁および発電制動が使用されるようになっています。

600形車内
600形の車内です。3扉ロングシートです。
606、津屋崎にて。(2001/09/04)

走行音[nst600ma.ra/257KB]
収録区間:宮地岳線 宮地岳→福間(2001.09.04)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(ABFM-184-15MDHA型)
主電動機:120kW(TDK8066-A型、歯車比84:15=5.60)
※主電動機が東洋電機製のため、三菱製である他の抵抗制御車とは相当違った音になっています。これでも 同じ600形なんですよね…

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★このページの参考資料:
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1999年4月号臨時増刊「特集・西日本鉄道」
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年9月18日 最終更新:2009年1月25日
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