〜西日本鉄道・7000形〜
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7000形はワンマン運転対応の車両として、かつ本線でも併結によって長編成で運転できる車両として開発され
たもので、2両編成×11本が登場しました。2001(平成13)年2月から順次営業運転に入っています。 前面デザインは5000形から続いてきた左右非対称のものではなく、助士側にもパノラマミックウィンドウを 採用することによって左右対称のデザインに戻っています。車体は片側4扉で、座席はバケットタイプになった ほか、6人がけの真ん中には握り棒が設置されています。 制御装置は東芝製2レベル3300V-IGBTインバータで、SIVと一体型されたタイプのものが採用されています。制御装置 そのものは1C4M対応になっていますが、現在は主電動機は3個のみで1C3Mとなっています。起動加速度は2.6km/h/sで 4個にした場合は3.0km/h/sに対応できるようです。台車は軸はり式のボルスタレス台車で、駆動方式は可とう継手式 平行カルダン駆動となっています。 他には乗務員室のカラーディスプレイによるモニタ装置やドアチャイム、車外スピーカ設置など新機軸を多く 盛り込んだ車両となっています。 |
SIV一体型のVVVFインバータ制御装置です。東芝製です。 7107、薬院にて。(2001/09/02) |
7000形の車内です。6人がけ座席の真ん中に握り棒が設置されています。 7101、二日市にて。(2001/09/02) |