札幌市交通局5000系－ Train Paradise～音鉄館

～札幌市交通局・5000系～

5000系

5104以下6連
1998/09/12、自衛隊前にて

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※前ページの写真は、5108以下6連、真駒内にて。(1998/09/11)

　南北線の混雑緩和と開業当時から走り続けている2000系を置き換えるために、1995年秋に登場したVVVFインバータ制御車です。編成は18m車4扉6両、2軸ボギー車で、2000系・3000系のような連接構造は採用されませんでした。1995年度に1本、1996年に度6本、1997年度に4本、1998年度に 4本、1999年度に2本が投入され、2000系をすべて置き換えました。
　VVVF制御装置の素子はIGBTで、メーカーは日立・三菱・東芝製と3種類あります。私が北海道に行った時点では、5113Fまで落成しており、日立が1～3、東芝が4・5・12～17、三菱が6～11となっていました。MT比は3M3Tで、接続形態は1C2M2群制御となっています。電動機の出力は150kWです。集電方式は第3軌条の直流750Vとなっています。
　車内の座席は片持ち式で、ドア上にはLED案内表示器が千鳥配置されています。また自動放送装置が取り付けられていてます。天井にはラインデリアが設置されていますが、冷房は搭載されていないため、夏は側窓を開けての走行となります。

5000系ドア
内側から見た5000系の客ドア。
指はさみには気を付けましょう！
…それにしても大きいステッカーです。
5204、自衛隊前にて。(1998/09/12)

■ 走行音(日立)[stb5000ha.ra/173KB]: 収録区間：南北線北12条→北18条(2000.07.27); RA形式：RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps); 制御方式：VVVFインバータ制御(日立IGBT初期型); 主電動機：EFO-K60(150kW)、2個並列2群接続; ※1～3番編成は日立のIGBTを積んでいます。ゴムタイヤ式の地下鉄で有名な札幌市交通局ですが、3.5km/h/sの加速は体で感じるとすさまじいものがあります。阪神のジェットカーよりもすごかったように感じます。座って収録していてもMD本体を支えるのがやっとなくらいで、冷房が無いために窓が開いているので、風は車内を吹き抜けるわで大変でした。

■ 走行音(東芝1)[stp5000s1a.ra/221KB]: 収録区間：南北線麻生→北34条(2000.07.29); RA形式：RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps); 制御方式：VVVFインバータ制御(東芝IGBT初期型); ※1996年に増備された2次車のうち、4・5番編成は東芝のIGBTを積んでいます。
録り直しが実現したときは夏真っ盛りで、各車両に2個ずつ風鈴がぶら下げてありました。もしかしたら、その音も入っているかもしれません。

■ 走行音(東芝2)[stb5000s2a.ra/170KB]: 収録区間：南北線北12条→北18条(2000.07.27); RA形式：RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps); 制御方式：VVVFインバータ制御(東芝IGBT後期型); ※4次車のうち12・13番編成は4・5番編成と同じ東芝のIGBTなのですが、両者で非同期の音の高さが少し異なります。比較してみると面白いでしょう。また最初の収録時には確認できなかった14・15番編成および、翌年に増備された16・17番編成も同一のようです。

■ 走行音(三菱)[stb5000ma.ra/180KB]: 収録区間：南北線北12条→北18条(2000.07.27); RA形式：RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps); 制御方式：VVVFインバータ制御(三菱IGBT); ※6～11番編成は三菱のIGBTを積んでいます。これは他でも聞くことのできるような音をたてていますので、すぐにメーカが分かると思います。

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★このページの参考資料：
　交友社「鉄道ファン」1995年8月号、1998年6月号
　ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」

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