〜阪急電鉄・8300系〜

8300系

8300系・8330F以下8連
2000/03/26、淡路にて

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 8300系は京都線用に投入された量産VVVF制御車で、8000系よりもやや遅れた1989(平成元)年5月に 登場しました。京都線用であり、大阪市交通局乗り入れ対応ということで車体幅は2850mm、連結面間距離は 18900mmとなっています。車体は3扉ロングシートでアルミ製です。前面デザインは8000系に準じていますが、 8303Fおよび8333F以降の編成は前頭部が「くの字」の形状になり、さらに8314F以降は正面の車番の位置が 変更になって電照式になっています。
 制御装置は8000系の東芝に対して8300系は東洋電機製のVVVFインバータで、初期の車両は7300系7310号車で 長期試験されたインバータと同じタイプのものが使われていますが、1991年製造の8311F以降の編成は ユニット冷却方式が変更となり、小型化がはかられています。主電動機は170kWです。
 1995(平成7)年に製造された8315Fは8040形と同様の車内LED表示装置が設けられています。

VVVF装置
8300系のVVVF装置です。これはユニットが小型化された後期型のもので、前期型のVVVF装置は7310号車に搭載されているものと 同じ形をしています。
8331、淡路にて。(1999/03/15)

走行音(前期)[hrr8300a.ra/197KB]
収録区間:京都線 烏丸→大宮(1998.04.05)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・1C4M制御、RG619-A-M型)
主電動機:170kW×4(TDK6125-A型、歯車比5.31)
※8300F・8301F・8330F・8310Fは前期型のサウンドです。これと同じタイプの音は、他には相鉄5000系で 聞けるのみです。
走行音(後期その1)[hrr8300b.ra/230KB]
収録区間:京都線 烏丸→大宮(1998.04.05)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・1C4M制御、RG637-A-M型)
主電動機:170kW×4(TDK6125-A型、歯車比5.31)
※8300系では最も一般的な音です。東洋電機GTOの標準的なサウンドといっていいでしょう。
走行音(後期その2)[hrr8300c.ra/197KB]
収録区間:京都線 富田→総持寺(1998.04.05)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※8304F以降の8300系は、非同期音の聞こえ方が若干異なります。…といっても重箱の隅をつつく ようなものですが(笑)
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★このページの参考資料:
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1998年12月増刊号「特集・阪急電鉄」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年2月6日 最終更新:2009年1月25日
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