〜JR東海・キハ75形〜

キハ75形

キハ75形・キハ75-204以下2連+キハ75-208以下2連(後追い撮影)
2000/02/23、東海道本線名古屋にて

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※前ページの写真はキハ75-106、亀山にて(1999/01/19)


 キハ75形は、キハ58・65で運転されていた快速「みえ」を置き換えるために登場した もので、1993年に2連6本が投入されました。3扉の転換クロス車とされ、通勤・観光の 両方に対応しています。車体はステンレス車体で、固定窓を採用しており、電車と何ら そん色のない外観です。車内にはトイレの他、NTTカード式電話が設置されています。
 足回りはキハ85と同じものとされ、機関はC-DMF14HZB(350PS)を1両あたり2基搭載、 最高速度は120km/hとなっています。変速機は変速1段・直結2段のものです。
 キハ75形は長いこと最初の投入分だけの在籍でしたが、1999年に若干仕様を変更した 増備車である200・300番代と400・500番代が投入されています。武豊線では全列車がキハ75 形に置きかえられています。

キハ75車内
キハ75の車内は扉間6列の転換クロスシートとなっています。快速「みえ」に使われるときは 一部の座席は指定席となります。照明はグローブ付きの間接照明です。車内のアコモは311系に 準じているものと思われます。
キハ75-106にて。(1999/01/19)

キハ75運転台
キハ75の運転台を眺めます。客室と乗務員室間の窓は大きく取られ、眺望は抜群です。車端部には LED案内表示器が設置されています。
キハ75-106にて。(1999/01/19)

走行音[k75a.ra/343KB]
収録区間:関西本線 弥富→長島(1999.1.19)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
エンジン:C-DMF14HZB(350PS)×2
変速機:C-DW14A(直結2段式)
※変速機は変速1段・直結2段です。さすがに機関出力が強力とあって電車と比較しても 何らそん色のない加速を見せてくれます。特に高速域での加速は抜群で、373系よりも 伸びがいいのが強みといったところでしょう。
 関西線では普段は快速運用に入っていますが、早朝の普通運用に入るところを 狙ってみました。区間は短いながらもしっかりと加速していてなかなかいいです。
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★このページの参考資料:
 ネコ・パブリッシング「JR全車両ハンドブック」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年4月22日 最終更新:2009年1月25日
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