〜熊本市交・9200形〜

9200形

9200形9201
1999/03/04、味噌天神前にて
※前ページの写真は9202、味噌天神前にて(1999/03/04)

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 9200形は1992年に登場した、8800形のマイナーチェンジ車といってもいいような車両です。 現在までに5両が登場しています。トップナンバーの9201は「ハイデルベルク号」の愛称が 付けられています。ハイデルベルクはドイツの都市です。そのため、車内の自動放送は ドイツ語による放送が入るのが特徴です。
 車体は8800形のものを引き継がず、今まで通りの乗降口が中央にある形に戻りました。 ただし、この9200形は乗降口ステップが2段になり、若干乗り降りが楽になっています。 一応ですが、車椅子にも対応しているようです。
 制御装置など走り装置は8800形のものをそのまま受け継いでいて、VVVF制御装置は 三菱GTOを使用しています。音も変わらず同じになっています。
 登場した5両のうち、最後に登場した9205だけはパンタグラフが異なっているようで、 シングルアームパンタになっているようです。

9200形VVVF装置
VVVF装置は床下にありますが、枕木方向に取り付けられています。覗き込めば一応見えますが こんな感じになります。
9202、健軍町にて。(1999/03/04)

走行音[kmt9200a.ra/132KB]
収録区間:健軍町→健軍交番前
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期・1C2M制御)
主電動機:60kW×2(MB-5016-B型、歯車比72:11=6.54)
※VVVF装置は三菱GTOの初期のものなため、音は都電の8500形と同じような音です。特に特徴はないような感じです。
 一応始発のところを入れましたが、冒頭が「今日もハイデルベルク号をご利用いただき…」 と愛称名で始めるところが面白いです。ただ、他のノーマルな車両がどうだったかは 調べませんでしたが…

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★このページの参考資料:
  交友社「鉄道ファン」1998年11月号
  ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年4月8日 最終更新:2009年1月25日
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