〜熊本市交・9200形〜
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9200形は1992年に登場した、8800形のマイナーチェンジ車といってもいいような車両です。
現在までに5両が登場しています。トップナンバーの9201は「ハイデルベルク号」の愛称が
付けられています。ハイデルベルクはドイツの都市です。そのため、車内の自動放送は
ドイツ語による放送が入るのが特徴です。 車体は8800形のものを引き継がず、今まで通りの乗降口が中央にある形に戻りました。 ただし、この9200形は乗降口ステップが2段になり、若干乗り降りが楽になっています。 一応ですが、車椅子にも対応しているようです。 制御装置など走り装置は8800形のものをそのまま受け継いでいて、VVVF制御装置は 三菱GTOを使用しています。音も変わらず同じになっています。 登場した5両のうち、最後に登場した9205だけはパンタグラフが異なっているようで、 シングルアームパンタになっているようです。 |
VVVF装置は床下にありますが、枕木方向に取り付けられています。覗き込めば一応見えますが
こんな感じになります。 9202、健軍町にて。(1999/03/04) |