〜京都市交通局〜


 京都に地下鉄が開業したのは1981(昭和56)年のことでした。地下鉄を建設するにあたっては 「古都に地下鉄は似合わない」などの議論もあったようですが、烏丸線・北大路〜京都間が1981(昭和) 56年5月29日に、続いて1988(昭和63)年6月11日に京都〜竹田間が開業し、その年の8月に 近鉄京都線と相互乗り入れが開始されています。さらに平成2(1990)年10月24日には北大路から 一駅延びて北山まで、平成9(1997)年6月3日には二駅延びて国際会館まで開業しています。
烏丸線は1435mm軌道・直流1500V架線集電の路線で、20m車6両で運転されています。
 また烏丸線が国際会館まで開業した直後の平成9(1997)年10月12日には東西線・醍醐〜二条間が 開業しています。東西線は小断面トンネルの地下鉄で1両の長さも16mと小柄ですが、リニアモータでは なく通常の電動機を使用しています。東西線の御陵〜三条京阪間は京阪京津線が走っていた区間で、 地下鉄の開業に伴い同区間は廃止され、京阪側が地下鉄乗り入れ用に新造した800形が京都市役所前まで 片乗り入れを行なっています。

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50系 50系
走行音[kyo50b.ra/207KB]
収録区間:東西線 山科→東野(2000.09.26)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTOサイリスタ・1C8M制御)
主電動機:85kW×4(SE-362型、歯車比74:14=5.29)
※三菱の制御装置に東芝の主電動機という組み合わせの車両です。東西線は小断面の地下鉄のため 車輪径は660mmと小さく、そのため主電動機も85kWと小さめです。非常に独特の走行音がする車両です。

10系 10系
走行音[kyo10a.ra/165KB]
収録区間:烏丸線 九条→十条(1999.03.14)
制御方式:電機子チョッパ制御(三菱・フロン沸騰冷却方式)
主電動機:130kW
※烏丸線で運用されている電機子チョッパ制御の車両です。近鉄京都線にも乗り入れています。


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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2000年10月17日 最終更新:2009年1月25日
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