〜小田急電鉄・9000形〜

9000形

9000形9309
1999/01/28、厚木にて

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※前ページの写真は、9401F9401、新宿にて。(1998/01/16)


 9000形は千代田線乗り入れ用車両として、1972年に登場しました。前面窓を上下方向に大きく とった斬新なスタイルと側面の一段下降窓のすっきりとした外観はファンの支持を集め、 1973年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。その後通勤電車のデザインに新しい流れを 作った車両といえるでしょう。なお、 9000形の形式名は、地下鉄9号線(千代田線の計画時の路線名)から取っているようです。
 地下鉄乗り入れ用ということで加速性や高速性を考慮した結果、M車比率の高いことが特徴で、 4連はオールM、6連は4M2Tとなっています。制御装置は界磁チョッパ制御、電動機は複巻電動機で 回生付きで、出力は110KWとなっています。回生制動と発電制動はブレーキをかけた速度によって 自動的に選択する方式を取っています。台車は引き続きアルストーム台車を使用しています。 製造は1974年まで続き、4連・6連それぞれ9本の合計90両が造られました。
 1000形の登場後、9000形は千代田線直通運用を1000形に譲り、地上専用車と なりました。1988年からは4連の車体 修理が開始され、室内の化粧板などが取り替えられました。1994年からは6連の車体修理が開始され、 こちらは1000形に準じた暖色系の室内となりました。
 1991年2月からは、不具合の多くなった機関車に代わりオールMである4連については、新車輸送の 牽引機代用として活躍しています。普段は急行から各停まで、幅広く活躍しています。

走行音[oer9000a.ra/199KB]
収録区間:小田原線 生田→読売ランド前
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:界磁チョッパ制御
※9000形の電動機出力は110KWと、小田急の通勤車では最も低いものとなっています。 そのためかどうかは分かりませんが、この車両は小田急らしからぬ独特の音を出すのが 特徴で、たとえてみるとMT54系列の音みたいといえばいいでしょうか。特に起動時の音が それにそっくりのような感じがするのは私だけではないと思います。
高速時の音が好きだと言う人は結構多いみたいです。

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★このページの参考資料:
  吉川文夫「小田急−車両と駅の60年−」大正出版
  小田急電鉄広報誌「おだきゅう」
  小田急電鉄会社要覧
  小田急電鉄「小田急五十年史」
  弘済出版社「鉄道ダイヤ情報」1996年5月号
  交友社「鉄道ファン」1999年2月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年2月10日 最終更新:2009年1月25日
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