〜小田急電鉄〜


 小田急電鉄は、新宿を起点として小田原に至る82.5kmの小田原線と、途中の 相模大野から分岐して藤沢・片瀬江ノ島へと南下する27.4kmの江ノ島線、新百合ヶ丘から分岐して 多摩ニュータウン内を走り唐木田へと至る10.6kmの多摩線の3線からなっています。また、それと は別に、国内唯一のロッキード式モノレールが向ヶ丘遊園から向ヶ丘遊園正門までの間を走ってい ます。
 この小田急は、私にとってとても縁の深い路線で、地元を走ることもあり愛着のある路線です。
 小田急というと「ロマンスカー」「いつも混んでいる」で有名ですが、現在はラッシュ時の混雑 緩和を目指した複々線事業が世田谷代田〜和泉多摩川間で進んでおり、すでに喜多見〜和泉多摩川間の 2.4kmの区間は高架化とともに複々線化が完成しています。残る区間についても工事が進んでおり、 今後は線路の切り替えが頻繁に行なわれることでしょう。
 車両については、10年ほど前からVVVF車の1000形が急ピッチで増備され、ワイドドア車や10両固定車など バラエティーもあり、いつのまにか196両の大所帯となりました。現在はVVVF車も第2世代となり、 IGBT素子を利用した2000形が登場しています。また、特急車についても老朽化した3100形NSE車置き換 えと単体輸送力を増強するために30000形EXE(エクセ)が登場しています。この車両もIGBTのVVVFを搭載しています。

※写真をクリックすると、各形式の詳細ページに飛びます。


3000形 3000形
走行音[oer3200a.ra/224KB]
収録区間:江ノ島線 南林間→中央林間
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IPM・1C2M3群制御)
主電動機:180kW(MB-5092-A形、歯車比99:14=7.07、WN駆動)
※2002年2月10日より営業運転を開始した小田急最新型通勤車です。走行音は都営6300形3次車に 類似したものですが、0.7km/hまで有効な純電気ブレーキを搭載しているのが走行音としては最大の 特徴です。
30000形 30000形(EXE)
加速音[oer-exef.ra/253KB]
収録区間:小田原線 秦野→本厚木
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝IGBT初期型)
※EXEは東芝のIGBTで3段階に変調するタイプです。デッキで収録したものですが 車内では3段階目の変調音はあまりよく聞こえません。

減速音[oer-exeg.ra/238KB]
収録区間:小田原線 小田原→秦野
※今までは古いテープ時代の走行音を公開していましたが、MDで収録した走行音に 差し替えました。

1次車起動音[oer-exec.ra/69KB]
収録区間:小田原線 町田にて
※1次車の起動音です。ブレーキの緩解時の音が一気に抜けるタイプです。

2次車起動音(その1)[oer-exed.ra/69KB]
収録区間:小田原線 町田にて
※2次車のブレーキの緩解音は若干抜けを悪くしたような音になっています。

2次車起動音(その2)[oer-exee.ra/56KモデムorISDN専用/173KB]
収録区間:小田原線 町田にて
※上のファイルの音質向上版です。3段階に変調するのが分かると思います。

3100形
↑解説準備中
3100形(NSE)
***「音鉄館」50000アクセス記念***
補助警報(オルゴール)[oermhoon.ra/68KB]
※1999年7月の原色車、2000年4月の「ゆめ70」引退で過去の車両となってしまった 3100形NSE車ですが、「音鉄館」ではこの3100形のさまざまな音と写真でつづる コーナーを計画しています。

2000形 2000形
1次車走行音(ソフト変更後)[oer2000c.ra/203KB]
収録区間:小田原線 新百合ヶ丘→百合ヶ丘
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT初期型)
※現在の2000形の走行音は、ごくごく普通の音になっています。このタイプは他社の三菱IGBTの 車両でも聞くことができます。

1次車走行音(登場時その1)[oer2000a.ra/293KB]
収録区間:小田原線 相武台前→座間
※2000形は登場時に2度ソフト変更を行なっています。これは1回目の変更後のものです。 他社には同類の音がなく、今となっては非常に貴重です。

1次車走行音(登場時その2)[oer2000f.ra/359KB]
収録区間:小田原線 町田→相模大野
※ソフト変更をした理由として、低速時の車体の振動がありました。このファイルはちょっと 長いですが、途中でガタガタ震えてくるところがあります。

2次車走行音[oer2000e.ra/217KB]
収録区間:小田原線 海老名→厚木
※2次車は基本的な仕様は同じであるものの、ドアの押さえ方の違いにより、閉まる瞬間の音が 大きくなっています。またブレーキの緩解音も若干変更になっています。

3次車走行音[oer2000e.ra/285KB]
収録区間:多摩線 小田急多摩センター→唐木田(2000.11.13)
※2000年11月から営業運転に投入された3次車の走行音です。ドアが閉まるときの大きな音は変わりありませんが、 小田急の車両としては初めての「乗降促進」が搭載されています。そのメロディーが鳴った時のサウンドを 掲載しておきます。ちなみに2054×8が運用についた初日の早朝の収録です。

1000形 1000形
走行音(4・6連)[oer1000a.ra/200KB]
収録区間:小田原線 新百合ヶ丘→百合ヶ丘
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期型)
※三菱GTOの比較的初期の音です。他社でも聞くことができる普通の音です。

走行音(10両固定)[oer1091a.ra/169KB]
収録区間:営団千代田線 明治神宮前→表参道
※1000形が普通でないのは、VVVF第1世代の車両でありながらMT比がちょうど半々で加速度 3.3km/h/sを実現している点です。現在は固定編成で味わえます。

1000形8両固定 1000形(1081F)
走行音[oer1080d.ra/150KB]
収録区間:小田原線 南新宿→参宮橋
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期型)
※現在の走行音です。自動放送を積んでいるのが特徴です。

自動放送(現在)[oer1080c.ra/253KB]
収録区間:小田原線 新宿→南新宿
※過去との自動放送の比較で同じ区間、同じ発車番線で収録しました。英語放送がなくなっているほか、 声も変わっています。

自動放送(過去)[oer1080a.ra/246KB]
収録区間:小田原線 新宿→南新宿
※登場時の自動放送には始発駅と乗換駅で英語放送が入りっていました。現在では取り外されてしま っており、貴重なファイルです。

自動放送(過去・海老名)[oer1080b.ra/43KB]
収録区間:小田原線 座間→海老名
※乗換駅の自動放送の例です。ここでは海老名到着前の放送を掲載しています。

1000形ワイドドア 1000形(ワイドドア)
走行音[oer1500a.ra/147KB]
収録区間:小田原線 和泉多摩川→狛江
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期型)
※これはドアチャイムを積んでいる2次車のものです。扉が閉まるまでの時間が長いです。 幅が広いので当たり前ですが…

走行音(扉幅改造後)[oer1700a.ra/223KB]
収録区間:小田原線 海老名→厚木
※扉幅改造後の編成の走行音です。ドアエンジンが2000形と同じ物に取り替えられたため、 開閉音がだいぶ静かになっています。松井啓祐さんの提供です。

1000形海老名 1000形(各停 海老名)
走行音(各停海老名その1)[oer1093a.ra/249KB]
収録区間:小田原線 本厚木→厚木
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期型)
※過去に存在した本厚木発海老名行きの前半の部分です。

走行音(各停海老名その2)[oer1093b.ra/278KB]
収録区間:小田原線 厚木→海老名
※過去に存在した本厚木発海老名行きの後半の部分です。

8000形 8000形
走行音[oer8000a.ra/211KB]
収録区間:小田原線 読売ランド前→百合ヶ丘
制御方式:界磁チョッパ制御
※小田急の車両は比較的甲高い音を出すのが特徴です。この8000形はその傾向が強いです。

9000形 9000形
走行音[oer9000a.ra/199KB]
収録区間:小田原線 生田→読売ランド前
制御方式:界磁チョッパ制御
※9000形は「小田急らしからぬ」音です。JRの165系のMT54系列のような音が特徴で、 高速域の音については好む人も結構いるらしいです。

5000形 5000形
走行音[oer5200a.ra/248KB]
収録区間:小田原線 柿生→鶴川
制御方式:抵抗バーニア制御
※小田急の主力の一角を占める5000形のうち、車体更新を済ませた6連の走行音です。 床下にある抵抗器のブロワ音がとても大きいです。

2600形 2600形
走行音(6連)[oer2600b.ra/275KB]
収録区間:小田原線 相武台前→小田急相模原
制御方式:抵抗制御
※起動時の爆音とやや頼りなさそうな音が特徴の車両です。回生制動が切れるときに前後方向に 衝撃が走ってしまうのが弱点かも…

走行音(8連)[oer2600a.ra/277KB]
収録区間:小田原線 相武台前→小田急相模原
制御方式:抵抗制御
※8連は6M2Tという強力編成であることから、6連よりも加速度が若干高くなっています。6連と8連を 比較すると良く分かると思います。

走行音(VVVF車)[oer2666a.ra/258KB]
収録区間:小田原線 鶴川→柿生
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT初期型)
※中間付随車を電装して誕生したVVVF編成です。ドアエンジンはそのままなので、開閉音で すぐに識別できます。

  おまけ
保線作業の様子[oerhosen.ra/152KB]
収録区間:小田原線の、とある区間です
※これは松井啓祐さんの提供です。レールの点検を行なっている様子をピックアップした、 とのことです。もちろん、終電後の深夜の作業です。


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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年2月9日 最終更新:2009年1月25日
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