〜相模鉄道・新6000系〜

新6000系

新6000系6534
1998/11/08、海老名にて

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※前ページの写真は、新6000系6718、横浜にて。(1997/12/26)


 新6000系は6000系のモデルチェンジ車として1970年7月に登場し、1974年までに 70両が製造された車両です。車号は6000番代を 付けていますが、中身はほとんど別物といっていいと思います。まず外観上の特徴として 相鉄初のワイドボディー車体を採用しました。車体幅は限界いっぱいの2930mmで国内の私鉄(普通 鉄道に限りますが)では最大であると思われます。また6000系の1M方式と異なりMM'方式となってい ます。編成は基本的にクハ−モハ−モハ−クハの2M2Tで組成されています。なお、最近は一部編成の 組み替えにより、この原則が当てはまらない編成があることも記しておきます。
 電動機は6000系の110KWから130KWにパワーアップされ、また車体は中間車を基軸としたために 窓割が対称配置となっています。また1971年7月に登場した6711-6311-6312-6531には相鉄で 初めての冷房が試験的に搭載され、以降の車両には新製時から冷房を搭載するようになりました。 また1972年製の編成からは、車内の内装がそれまでの寒色系から暖色系のものに変更になっています。 非冷房車の冷房取り付けは1977年〜1979年にかけて実施されています。
 新6000系にはグラフィックカーが2編成あり、6713〜の「アートギャラリー号(故・池田満寿夫氏)」、 6717〜の「緑園都市号」があります。かつては横浜駅乗り入れ50周年を記念した「ほほえみ号」も ありましたが、現在は存在しません。

緑園都市号  緑園都市号
6717以下の8連は「緑園都市号」というグラフィックカーです。
左・横浜方6717、海老名にて(1997/12/26)
右・海老名方6541、二俣川にて(1997/12/26)

アートギャラリー号
6713以下の8連は、「アートギャラリー号」というグラフィックカーです。故・池田満寿夫氏の デザインです。
6542、海老名にて。(1998/09/07)

走行音[sgmn6000a.ra/277KB]
収録区間:本線 上星川→西谷
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(MMC-HT-20B型、1C8M制御)
主電動機:130kW(HS-515型、直角カルダン駆動、歯車比45:10=4.50)
※直角カルダンなため、惰性走行に入った後の音に特徴ありです。なお、電制はありません。

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★このページの参考資料:
 弘済出版社「鉄道ダイヤ情報」1996年9月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年2月14日 最終更新:2009年1月25日
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